「会社に行くのがつらい」と思っているけどどんどん仕事を振られるし、周りも頑張っているのに自分だけ辞めるのは申し訳ないと、なかなか仕事をやめられない人も多いのではないでしょうか?
その気持ちのまま無理して会社に行くのは大変危険です。
私の家族も同じように会社に行くのがきつい気持ちを隠したまま一年以上無理をして会社に行っていましたが、心の病になって休職することになってしまいました。早く気づいてあげられればと後悔が残ります。
同じようなことにならない為にも周りの人が気づいてあげる、本人も一人で抱え込まないで誰かに相談することが大切です。
この記事では会社に行きたくないと感じた時の対処法をご紹介します。
こんな人に
会社に行きたくないと感じている人、同僚や家族
会社に行くのがつらいと感じる種類
会社に行きたくないと感じる種類は一時的なものと慢性的なものの2種類があります。
一時的な気持ち
「今日は会社に行きたくないな」という気持ちは誰にでもあるものです。
上司にキツく怒られた時や体調が悪い時、あまりよく寝られなかった時などさまざまな理由がありますが、どのような場合でも1日休んだり、我慢して会社に行ったとしても時間が経つにつれて自ずとモチベーションは戻ってきます。
慢性的なもの
一時的に「今日は行きたくない」というのではなく、毎日のように「会社に行くのがつらい」と感じる場合は放置してしまうとモチベーションはどんどん低下していってしまいます。
考えられる原因は、業務内容や人間関係などさまざまですが、「今の会社は合っていない」や「毎日会社に行くのがつらい」と感じている人は早めの対処が必要です。
会社に行きたくないと感じる時の対処法
会社に行きたくない原因を考える
慢性的に会社に行くのがつらいと感じる時は先ずは自分がなんでつらいと感じるのかその理由を考えましょう。
主な原因としては
- 人間関係が良くない
- 自分の実力以上の仕事にプレッシャーを感じている
- 労働環境が悪い
- 仕事が評価されない
- 頑張っているのに結果がついてこない
- 仕事内容が合っていない
などが考えられます。
人間関係が良くない
職場での人間関係は仕事のモチベーションに大きく影響を与えます。
上司からの扱いが酷い、同僚がぜんぜん協力してくれない、いじめや嫌がらせを受けているなど職場の人間関係が悪いと仕事のモチベーションを保つことは不可能です。
自分の実力以上の仕事にプレッシャーを感じている
自分にはまだできないと思っている仕事を与えられるとプレッシャーを感じてつらいと感じる時があります。
特に研修も特に受けていなかったり、ミスをすると他の人の成績にも影響を与えてしまう仕事の場合はその責任の重さに耐えられなくなることがあります。
詳しい記事はこちら→仕事のプレッシャーに押し潰されそうな時の対処法
労働環境が悪い
家に帰ってからも仕事をしないといけない会社や残業時間が長い会社など労働環境が悪い所にいると徐々に会社に行くのがつらいと感じるようになります。
月に50時間以上残業している時は体や心にも負担が大きくなってしまいます。
仕事が評価されない
頑張って仕事をしているのに周りから評価してもらえないと何の為に仕事をしているのかわからなくなってしまうことがあります。
頑張っているのに結果がついてこない
自分は頑張っているのになかなか結果にあらわれない時もモチベーションの低下につながります。
特に営業など結果が目に見えやすい仕事だとなおさらです。
仕事内容があっていない
そもそもの仕事内容が自分と合っていないと感じる場合はモチベーションも上がりません。
会社に行くのが辛い時のNG行動
一人で抱え込むこと
毎日、「会社に行くのがつらい」と感じる時に一人で抱え込むことは絶対にしないようにしましょう。
無理をして続けていると心がもたなくなってしまい、鬱やストレス性障害などになってしまうこともあります。
つらい時には早めに会社に連絡して休んだり、上司や家族、友達など信頼できる人に相談するようにしましょう。
この時に相手の負担になるからとか考える必要はありません!
周りはあなたの力になりたいと思っています。
無断欠勤をする
会社に行くのがつらい時はしばらく休みをもらうことは良いのですが、必ず会社に連絡するようにしましょう。
無断欠勤をしてしまうと会社の評価も下がってしまいますし、懲戒の対象になってしまうこともあります。
電話が難しいのならメールでももいいので必ず連絡は入れるようにしましょう。
会社に行くのがつらい時の対処方
会社に行くのがつらい時はまずは自身の習慣や考え方を変えてみることで改善されることがあります。
朝活を始める
朝活の習慣をつけることでその日1日のモチベーションをあげることができます。
早起きして本を読むことや、ストレッチをする、散歩に行くなど自分にあったリフレッシュ方法がしてみましょう。
人間関係の考え方を変える
人間関係で悩んでいる人は考え方を変えるのもありです。
人間関係で悩む人の中には人に嫌われたくないという気持ちが強く、相手の言いなりになってストレスを溜め込んでしまっている人がいます。
あなたの周りにはあなたのことを大切にしてくれる人もたくさんいるはずです。
本当に大切にしたい人のことを大事にして、人から嫌われる勇気を持つことも重要です。
また、どうしても相手にしないといけない相手には、「しょうがないから話してあげよう」と自分の中で、少し上から目線で考えると気持ちが楽になります。
運動を始める
運動は幸せホルモンのセロトニンが分泌されるので気持ちを高揚させる効果があります。
軽いジョギングや筋トレなど自分にあったやり方で取り入れてみてはどうでしょうか?
環境を変える
どうしても会社に行くのがつらい時には転職をして環境を変えることも考えてみてください。
あなたの人生にとって、今いる会社に居続けることが本当に必要なのかをゆっくりと考えてみてください。
周りにいる人が感じる変化
悩みを抱えていても周りの人に相談することはなかなか勇気がいる行為で、中には相談したくてもできない人もいます。
ただ、悩みを抱えている人は普段の生活からSOSのサインを出していることがあります。
悩みを抱えている人の特徴
- 気持ちの浮き沈みが激しくなる
- 寝付きが悪くなる
- 体がだるく疲れやすくなる
- 食欲が低下する
- 休みの日も外出するのが面倒になる
- 音に敏感になる
などです。
他にもさまざまな変化が考えられます。
周りの人も悩みを抱えている人の変化に気づいたらこちらから話しかけて見てください。
まとめ
慢性的に会社に行くのがつらいと感じる時には一人で抱え込んでムリをせずに早めに相談するようにしましょう。
もし鬱などになってしまうとその後の生活にも大きな営業を与えてしまう可能性もあります。
自分の気持ち大切にして、自分にとって何が大切なのかを考えてみてください。
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